『坂口くんが好きです。』制作裏話等の紹介

昨年末に「坂口くんが好きです。」というタイトルの作品を制作しました。

元は音声作品として作ったもので、YouTubeとニコニコで見る(聞く?)ことができます。

また、文字だけでも成り立つ作品のため「カクヨム」と「小説家になろう」にも掲載しています。

実製作期間がめちゃくちゃ短かったりするので、記録として残しておくかと思い公開してみることにします。

よろしければ同作品の制作意図もご覧ください。

作品のネタバレを多分に含みます。
作品をご覧になった後でお読みいただければと思います。

制作

そもそも、本作品(動画の方)は渡辺の所属するサークルである映画倶楽部の部内コンペに出品する目的で制作されました。
毎年年末に行われ、それまでに制作した作品を上映しあい評価するものです。

2018年はそれが12月24日に行われました。

そして、出演者4人の声の収録を行ったのは12月21日~23日…。
そもそも出演のお願いを送ったのが12月19日でした。

上映5日前の声掛け。かなり急ピッチでの制作だったのでした。

着想

とはいえ渡辺の中にはかなり前からありました。
制作意図の方の記事で書きますが、タイトルが坂口くんなのは2018年4月の時点では基になる発想があったためだと思います。

着想時期を特定する根拠として、iPhoneのメモ帳に書いていたアイディアメモがあります。
それがこちら。

「坂口くんが好きです。」着想メモ

2018年6月2日のものです。完成版とはだいぶ違いますね。

坂口くんは登場しないですが、別に成長を描いてはないです。
前まで「坂口くんが好きです」だったのが最後死んで「坂口くんが好きでした」になるの、まぁやりたいと言えばやりたいですけど、それだと完成版とはかなり雰囲気違くなりそうですね。

渡辺は思い付いてから実際に書き始めるまでに結構時間かけて頭の中で練るのですよね。
練った結果ボツになる(いつの間にか忘れてる)ものもあったり…。

ということでこの坂口くんもこの状態のままずっと放置されます。

先述の部内コンペに出品するためには、事前に幹事に「作品出すつもりです~」と伝えないといけないのですよね。全体の上映時間とかの調整の関係で…。

その申し出の期限が10月中で、10月31日に幹事に坂口くんのやつを「作るかも知れないし作らないかも知れない」と曖昧な表現で申し出ました。

その前に1本「君が振り返る。とても眩しいと思った。」という作品を作ることは決めていたので、時間と気力がそこまで回るかな…?どうだろう…?と思ってのことです。

脚本

実際に脚本を書き始めたのは11月13日です。

この時点でもまだ作るかどうか決めかねています。
作ることにする可能性もあるから一応書いておくか…ぐらいです。

ちなみに書く時はNanaTerryというソフト使いました。
それまではWord使ってたのですけど、装飾とか要らなくてシンプルな機能のものが良かったのですよね。

NanaTerryはアウトラインプロセッサーという種類のソフトで、例えば章ごとに分けて書いたものの順番を好きに入れ替えられたりします。

カッチリ固まる前のアイディアを整理しつつアウトプットするのに丁度良かったです。
印刷したり共有したりする時にはWordに貼り付けるのですけど。

決意

A.寝なければいける

上映会の5日前、12月19日に「よっしゃ作るか」と決めます。

最終稿という形で完成したのは21日の3時でした。

募集

出演お願いLINE

決めたらとっとと動かないと時間がないので、なんとなく見当を付けていた4人にお願いLINEを送ります。

脚本の修正と並行しつつなので、完成版は後でということで仮版はお誘いの時点で送ってました。

欠員

この時点では4人ともOKいただいていたのですが、21日午後になって1人から「予定が合わない」と連絡が。

全員集められたと思ってたので他を考えていませんでした。やべぇ。
既に録音を済ませた方もいたので、今更ボツにはしたくありません。

追い込まれたのでダメ元でTwitterで募集をかけます。

数分後に白井さんから連絡をいただけて事なきを得ました。

ちなみに見つからなかったらネットで即日納品してくれる適当な声優志望を探して、数千円で喋ってもらおうかなと考えていました。

録音

渡辺宅には録音できる設備があるのですよね。
パソコン、オーディオインターフェース、コンデンサーマイクが自前で用意できるので主にそれで撮りました。

普段の作品だとセリフは大体合ってれば良いというか、内容が伝わればOK出します。
セリフ覚えるの大変ですし。

ただ今回は一言一句脚本通りにやってもらいました。
例えば「話を聞いていて」を「話を聞いて」と読むようなのはリテイク出しました。

脚本で一語ずつ拘って言葉選んだので、その通りでやりたいなという感じです。
脚本読みながら喋れますし。

横山さん録音

横山さん、忙しすぎて大学から出る時間無いということで大学内で録ることになりました。

順番前後しますが、21日の午前のことです。

グループ学習室にて

ノートPCなら持って行けるけどノートには録音ソフト入れてないので、映画倶楽部の音声レコーダーお借りしました。

マイク自体は同じものなので、パソコンと比べて操作性が悪いだけで音質は同様に録れてるんじゃないかと思います。

吉田さん、白井さん録音

22日夕方に、2人いっぺんに録りました。

特にトラブルもなく。

中村さん録音

元の予定としては22日の23時から録る予定でした。
その前に別作品の編集会議が渡辺宅であり、それが終わり次第録ろうという感じです。

その編集会議が長引き…。

0時からなら録れそうだということに。

が、既読が付かず。
寝てしまったんだろうなと判断し、日付が回って1時半になって時間変更の謝罪と改めて23日夜に録ろうと連絡しました。

ちなみにその間、編集会議があった作品の編集をやっていました。
そっちはそっちで24日の上映のために急ピッチで編集を済ませなければならず、カツカツでした。

2時半に寝落ちしていた旨の連絡が。
「今からは録れないよね…?」と言われ、いや起きてるので録れますけど、ということで深夜3時に録音することに。

4人分録り終わったので、クランクアップです!

編集

本来なら音声のノイズ除去ちゃんとやったら良いのでしょうが、時間がないので省略。
BGM被せれば気にならないだろうというのもあります。

DAW上でNG除いたり、間を弄ったり(とはいえほとんどそのままです。特に気になるところだけ)、音量整えたり、BGM入れたりして音声が完成です。

若干手の込んだことしたのは、BGMの長さでしょうか。
環境音だけのシーン2と3はともかく、1と4は音楽なので長さが声に合うように編集しました。
真ん中あたりを消して、最初と最後を繋げてます。

環境音だけのシーン2と3はともかく、1と4は音楽なので長さが声に合うように編集しました。

音弄りは全部DAWで完結させて、動画編集ソフトでは写真と合わせるだけで音は触らなかったです。

素材

使用したBGM、写真素材は以下のとおりです。
いずれもライセンス上の問題がないことを確認済みです。

完成

編集会議があって編集カツカツでと言ってた作品の方がこっちより優先なのですよね。
関わった人数が段違いなので。

上映会当日の朝5時半、カツカツの方の編集がやっと終わって出力中です。
坂口くんはこの時点で録音が済んで以降は手付かず。

7時半に音声の編集がほぼ終わり、後は写真くっつけて動画にするだけです。

集合時間を大幅に過ぎて9時に完成です!

サムネ

シンプルなサムネで割とお気に入りです。

あと告知用の画像もお気に入りです。
最後の点々の透け具合が...

評価

部内コンペではいくつかの部門が設けられていて、部員の投票で順位が決まります。

この作品では主演女優賞で白井さんに2票、中村さんに1票入れていただいていたり、「坂口くんが好きです」というセリフを名ゼリフ賞に選んでいただけたりしました。

また、上記のようにいくつかのコメントもいただきました。

おわりに

そんな感じで完成しました。

制作期間の短さ加減伝わりますでしょうか。
良く言えばフットワークが軽い、悪く言えば計画性が無い感じでした。

蛇足

なんか見出しが漢字2字になりました。

あと出演4人の書き方を苗字+さんにしたのですけど、4人とも普段そんな呼び方しないので違和感ありありでした。

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